弊社のハイクオリティの皿の一部をご紹介いたします。
光学研磨とは
光の表面の散乱や局部屈折のバラツキが少なく、光学的に機能できる面に仕上げる研磨です。
古くはピッチポリシング、現在は硬質ポリウレタンパッドによる研磨がその代表です。
ピッチポリシングとはコールタール・石油原油・木タールなどを蒸留するとき、最後に釜残として残る黒色個体(ピッチ)を用い研磨する手法です。
当社では、コート冶具や洗浄治具のほか、レンズ拭きホルダー、芯取りホルダー、荒摺チャックなど、様々な種類と材質の研磨治具加工を行なっております。
光学研磨皿とは
パッド研磨は研磨皿に発泡ポリウレタンシートを貼り、鉄のゲージ皿と擦り合わせ、レンズをセッティングして研磨液を供給しながら研磨する方法です。
発泡ポリウレタンを用いて剛性を高めたシートを利用することで研磨皿を高速高圧で運動させることが可能となり、高い除去速度を得ることができます。
ピッチ研磨と違って連続研磨を行っても常に同様のレンズ精度が得られ、研磨皿の面を正確に転写する研磨といえます。
レンズの中心や縁にクセが出やすいが,近年は冶工具の開発や研磨剤の管理により、超高精度面が作り込めるようになった.ただし、ゲジ皿を作るのが難しく熟練度を必要とする.研磨での片面除去量は数 μmで,得られる表面粗さは蛍石で0.2nm程度になっています。